米HP社が高性能Chromebookを発表。

米HPは4月28日（現地時間）、米GoogleのChrome OS搭載ノート「HP Chromebook 13」を発表しました。

Googleが海外展開する高性能ノートパソコン「Chromebook Pixel」に近いハイスペック、3200×1800液晶と第6世代Core Mで薄型軽量ボディーかつ499ドルからと求めやすいのが「Chromebook 13」です。

米国ではChromebookが活発ですね。

Chromebook 13

米国のHP公式オンラインショップで4月中に予約受付を開始しました。価格はエントリーモデルが499ドル（約5万3000円）から選べます。残念ながら日本での発売については発表されていません。

「HP Chromebook 13」はChromebookとしては初めて、Intelの第6世代Core Mを搭載するモデルです。 ちなみにエントリーモデルのプロセッサはPentium 4405Yになります。

参考：米Ars Technica Google and HP make a Chromebook Pixel replacement for half the price

メモリはエントリーモデルは4GBで、最大16GBまで拡張可能。

デザイン

筐体のデザインはヘアライン加工のアルミニウム製で、ヒンジ部分はクロームのような光沢があり、非常にスタイリッシュです。サイズは厚さが12.9mm、重さは約1.29kg。見た目の似ているAppleの新しいMacBookより薄く、わずかに重いくらいのサイズです。

ディスプレイは13.3型で解像度はWQHD+（3200×1800ピクセル）でMacBook Pro 13型のRetinaディスプレイ（2560x1600）の解像度を超えます。スピーカーはB&O Playのオーディオ技術を採用しています。

端子類はUSB 3.1 Type-C×2、USB 3.0（Type-A）×1、音声入出力が装備されています。決して多くはありませんが、MacBookのUSB 3.1 Type-C×1に比べるとType-Aがあるため、非常に充実しているように感じます。ストレージは32GBのeMMCと価格を抑える内容になっています。クラウドでの利用をメインとすると十分です。また、microSDメモリーカードスロットを備えているので、ストレージの不足をこちらで補うこともできます。

さらに、ネットワークはIEEE802.11acとBluetooth 4.2をサポートします。バッテリー持続時間は11.5時間と長時間の使用に耐えられます。

見た目が新しいMacBookに非常によく似ているので比較したくなります。

それほどスペックがかけ離れているわけではないにもかかわらず価格が、MacBookの1/3程度の価格。また、Googleが海外で展開している高性能ノートパソコンChromebook Pixelに迫るハイスペックですが価格はおよそ半分以下です。

Google Chromebook Pixel

Google Chromebook Pixelは、プロセッサ： Intel Core i5-5200U 2.2GHz、または Core i7-5600U 2.6GHzを搭載、RAM：8GBまたは16GB 1600MHz DDR3、ストレージ：32または64GB SSD、ディスプレイ：13インチ 2560×1700 (239 ppi)と高性能です。

筆者はデザイン的にChromebook Pixelの角張ったデザインも結構好きです。でも、999ドルとか1299ドルとかは別にChromebookでなくとも良いのでは？と思ってしまいます。ちなみにAmazonでChromebok Pixelの並行輸入品を検索すると倍近い価格になってしまいます。

このハイスペックでChrome OSを使う意味が正直よくわかりません。

でも、デザインは良いですね。

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