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今さら聞けない「IoT」ってなに?

最近、巷でよく耳にする「IoT」ってご存知ですか? 「Iot」について明日にも上司に質問されるかもしれません。ご存知の方も、ご存知ない方も改めて「IoT」について確認しておきましょう。

Internet of Things

直訳すれば「物のインターネット」です。パソコンやスマホなどのデバイスに限らず、いろいろな物がインターネットにつながることを指し、いろいろな物がインターネットにつながることで、生活やビジネスが変わることを言います。

IoTという言葉が先行してしまい、実態がよくわからなくなっているのも事実です。

IoTで言う物の定義

IoTで言う物の定義がいまいち曖昧なため、IoTの本質がよくわからなくなっていると思います。

個人の生活では、冷蔵庫や洗濯機などがインターネットにつながったり、企業などの工場などは生産ラインがインターネットにつながったり、物流がインターネットにつながったりということ挙げられます。

この例からもわかるように、実はIoTの物の定義は非常に広く世の中のありとあらゆる物が全て対象となります。つまり、IoTは「ありとあらゆる物がインターネットにつながる世界」の実現のことを言っています。

IoTでは「物」は例外なく「物」になります。

IoTのメリット

IoTではどんなメリットがあるのでしょうか?

まずIoTの基本的なイメージです。

①物からデータを収集 ②インターネットを経由しデータを蓄積 ③蓄積されたデータを分析 ④分析結果に応じてフィードバック

①ではセンサーなどを使い例えば、温度や音声などいろいろな情報を収集することができます。

②インターネットを経由し「クラウド」にデータを蓄積します。端末に依存しないので、手元にあるパソコンやスマホなどいろいろなデバイスで情報を利用することができます。

クラウドに蓄積されたデータを必要に応じて分析します。場合によっては人工知能などを活用して手間を省くことができます。

④分析によって得られた結果に応じて、物が人に対して適切なフィードバックを行います。例えば、今開発が進んでいるものではエアコンです。温度や湿度、外気温などの情報を分析し、快適な状態を保つことができます。

IoTイメージ

IoTでいちばん大切なのは?

IoTサービス・商品によって、これまでかなり手間のかかっていた作業がいらなくなったり、毎月かかっていた経費が大幅に削減されます。

単純に物がインターネットにつながることで、たくさんの情報を収集できることだけでは全く意味がありません。大切なのは、その収集したデータをどのように活用し生活やビジネスに活かせるようにフィードバックするかが大切です。

これからたくさんの企業でIoTの導入を検討されていくと思われます。どのように活用すべきかは「どんな問題を解決するのか?」という視点で検討すべきです。

もしかしたら、このブログを読まれている方の中にも勤めている会社でIoTの導入を検討されている場合もあるかもしれません。IoTがどのようなものなのか概要をしっかり理解しておくことが肝心です。

また、IoTでは様々な技術や視点が必要になります。いろいろな企業で得意とする分野があると思われます。IoTを取り入れることで得意分野で他社と協力し新しい商品・サービスの提供を実現することが可能です。

 

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